ぜんぶやる母

やれることは全部やりたい

I cannot die washing up a teacup! 食器洗いで人生を終えたくない

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The IRON LADYという映画を知っているだろうか

日本語版では「マーガレットサッチャー 鉄の女の涙」というタイトルがつけられている10年くらい前の映画。みたことある?

 

むかし、映画をみてこいっていう課題が出て、そのときにたまたまこの映画を選んだ。

 

マーガレットサッチャーがプロポーズされたときのセリフがとても印象深い

若き日のマーガレットサッチャーは夫となるデニスサッチャーにプロポーズをされます。

そのときの彼女のセリフがこの映画を初めてみたときから忘れられない。

 

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(※以下私なりの和訳につきちゃんと意味を理解したい人は映画をみてください 

 

I love you so much but, I will never be one of those women, Denis. Who stays silent and pretty on the arm of her husband. Or remote and alone in the kitchen - doing the washing up, for that matter.

あなたのことを本当に愛しているわ でも、夫の腕の中でおとなしくそして可愛らしくしているような女性にはなれないの。キッチンに一人で洗い物をしていることも。

 

 One's life must matter, Dennis. Beyond all the cooking and the cleaning and the children. One's life must mean more than that. I cannot die washing up a teacup! I mean it, Denis. Say you understand.

人の人生は重要なものでなければならないわ、デニス。料理や掃除に子供たちの世話、これら全て。人生は、もっともっと意味のあるものよ。わたしにはティーカップを洗って人生を終えることはできないわ!わたしが言っているのはそういうことよ。わかってるって言って、デニス。

 

鉄の女などいない

 The Iron Ladyと呼ばれたマーガレットサッチャーですが、彼女は最初から「鉄の女」ではなかった。

 

必要な強さをその都度身につけて生き抜いてきたわけだし、最後には鉄の女として生きたことで夫を幸せにしてあげられなかったのだろうかと悩む姿もあった。

強い女でありながら、普通の女性でもあった。

 

家庭を持ちながらバリバリに仕事をこなす女性は、彼女のこんな姿に深く心打たれるのではないでしょうか。

近いうちにこの映画をもう一回見直したい。

 

 

未だに女性が社会で男性と同じように過ごすのは難しい

今でも女性が社会で男性と同じように仕事をするのは難しいんだなっていうのは子供を持ってからものすごく強く感じています。

 

例えば、仕事の面接に行って「お子さんがいらっしゃるようですが、病気の時や保育園からのお迎えの要請があった場合、どうしますか?」と聞かれたことが何度かある。

そして、そういうところからは決まって落とされる。

 

夫は仕事の面接でそんなこと聞かれたことは一度も無いのだそうだ。

こんな質問をされるのは、わたしが「親」だからなのではなく、わたしが「母」だからなのである。

 

いま、女性が家庭を持ちながら男性と同じように社会で仕事する為に必要なもの

男の1.5倍をこなす気合い

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2019年のGrobal Gendar Gap report(世界ジェンダーギャップ報告書)


お近くの韓国・中国にも負けて日本のジェンダーギャップ指数は世界第121位。

  

子供を持つとなったら養子縁組をしないかぎり出産は女性側が担当しなければならないわけで、母乳を与えるのであれば夜中も眠れないし、仕事中にも乳は張り熱を持ち痛む。

 

ただでさえ身体の自由が奪われる状態になる女性が「いま」の一般的な男性の担当する育児レベルに合わせてたらこの国からマジで子供が消えることになると思う。

だって出産と授乳以外の育児は母親じゃなくたってできるのに、それら全部を父親が全部担当している家庭〜なんて聞いたことがないし。

 

やっぱり女性が男性と同じように社会で働く為には仕事に限らず男性の1.5倍こなす気合いが無いと無理。

 

料理・洗濯・掃除に加えて親戚やご近所との付き合い、保育園の手続き、予防接種・健康診断の日程確認、役所関係、お金の管理…

あげていけばキリが無い。育児に関しては3倍以上やることになるのが現実でしょう。

 

※これは、男が悪い!!(激おこ)…とかそういう話じゃなくて、日本社会はまだ「育児は女性が中心に行うもの」という風潮(?)があるせいだと思ってるので、男性はそこんとこ勘違いして怒らないでね。

 

 

健康な心と身体

石油王かなんかのの妻で、金の力で育児を全て他人に任せることができて、金の力で産後の身体をフルに癒すことができて、金の力で遊びに行き放題〜〜〜イエーーーイな生活してるひとなんて、77億人の中のほんの先っちょだけ。

 

 現実は睡眠不足でわからないことだらけの中で赤ちゃんを抱き続け、いろんなところに頭を下げて、それなのに「主婦wwww三食昼寝付き楽勝ワロタwwwwww」的な心ない言葉を投げつけられることもある。

お前は誰にオムツを取り替えてもらって、毛布をかけてもらって、箸の持ち方を教えてもらってきたんだって言いたくなる。

 

まぁそんな感じで育児やってたら病むしハゲるよね。

産後うつ?育児ノイローゼ?あたりめーだろ。

 

健康な心と身体がなければ仕事なんてやれませーん、無理でーす。

 

周囲の理解と協力

じゃあその健康な心と身体はどうやって作られるんだって話だけど、これは圧倒的に周囲の理解と協力

 

財力よりもなによりも、周囲の理解と協力は最も大事だと思う。

 

子供が生まれたばかりの頃、我が夫が超多忙で育児に協力とか絶対無理な状況だったし、義両親と同居してるわけでもないし、子供がいる友達も少なかったから状況を理解してもらうことは難しかった。

母子手帳の「育児に関して頼れる人は近くに居ますか?」の問い、迷わず「いいえ」に丸をした。

でも収入は良くて毎月お金はあまって勝手に貯金できる感じだった。

 

今は夫は週2回休みが確実にあって、休日に限らず平日でも子供の相手をすることができるようになった。

周囲に子育て経験者が何人かいて、「気軽に頼ってね」と言ってもらえるようになった。

でも収入のことで言えば私はパートで働いてるし、貯金は毎月ちょっとしかできてない。

 

(昔)お金があって協力ほぼなし vs (今)お金あんまないけど協力者あり

結果→

いまの方がぜったい健康的!!!精神的によい!!!!!!

根拠は以上です。

 

どう考えたって男女平等なんかじゃない

日本人が普段着で和服着てた頃なんか比べたら男女の差はぐーんと縮まってるんだろうなと思うけど、数年前には医科歯科大で「結婚や出産などで離職する女性が多いから」という理由でこれまでずっと女性受験者の点数を減点してきたとかいう問題が発覚したし、まぁ平等なんかじゃないよね。

さっきのGrobal Gendar Gap reportではEducationがMAXになってたけど本当かよ。

 

 

I cannot die washing up a teacup

DenisはThat's why I want to marry you って言ってくれたけど、そんなやつなかなかおらんやろ。

 

将来は結婚して家庭を持ちたいという男性の中に、自分が子供を育てながら仕事をすることを現実的に考えたことのある人は果たしてどのくらいいるであろうか。

だって正直、育児は妻がやるから、僕は産休も育休も関係無いし、妊娠出産を理由に離職する女性の仕事が自分に回ってくれば迷惑に思うんじゃない?

 

え?そんなことない?

じゃあなんで、受験で女性は減点されんの?役職についてる女性は少ないの?

ウワァーーー…フシギダネー…

 

※これは、男が悪い!!(激おこ)…とかそういう話じゃなくて、日本社会はまだ「育児は女性が中心に行うもの」という風潮(?)があるせいだと思ってるので、男性はそこんとこ勘違いして怒らないでね。

大事なことなので二回言いました

 

I cannot die washing up a teacup.

近いうちに食洗機を買う。ぜったいだ。そして母として、妻として以外の自分を取り戻し、死んでいきたい。