ぜんぶやる母

やれることは全部やりたい

キラキラ映えれない

学生の頃の友人を久しぶりにFacebookでみかけた。ブログとInstagramをやっていた。もちろんブログははてなブログではない。アメーバブログである。

輝く海、高層マンションの窓から見える都会の景色、大きなお皿に少しだけ乗ったディナー。絵文字と顔文字、アメーバブログのデコ文字。「ALOHA(謎のデコ文字)」から始まるブログ記事。

眩しい

 

その子だけではない。他の友人も皆友人・恋人と出かけたときの写真を載せていたり、充実アピールこそしておらずとも綺麗な花の写真くらいは載せている。眩しい。

 

比べて私はどうだ、スーパーくらいまでならすっぴんマスクで、仕事の時には化粧をするけど逆にプライベートの外出は眉毛を描いて力尽き、マスクで顔を覆う。私がInstagramをやっていたら、どうだろう。上げる写真は一番良くて子供。綺麗なものをアップしようとも背景が映えないし、それ以外は映えない夕飯とか、溜まった洗濯物の山とかになるだろう。

 

この前未婚の友人と会って話した時、「美咲は普段何してるの?」って聞かれた。

「家事と、育児と、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・・っと、読書、かなあ、映画もたまに^ω^」

 

キラッキラな生活を送る彼女たちに、家事育児が終わった後はパートがなけりゃ勉強してるとか言えない。

だって彼女たちにとってのゴールは結婚して子供を持ってHAPPY☆な生活を送ることで、私のように夫は基本的に好きでも毎日腹たつことばっかりで、子供が可愛くても24時間絡み付かれるとゲッソリしてしまって、妻として母として以外の自分を求めて勉強してるなんて惨めでしかないから。

結婚して家庭を持てば女として完璧な人生を送れると思っている彼女たちには、結婚して家庭を持っても満足できないなんて私が男を見る目がないと判断されて、終わりだ。

違う、そうじゃない。夫はいいやつ。私もヤバいやつではない(と信じたい)。子供もスーパーかわいい。それでも毎日だとうんざりしてしまうことがある。ちょっっっとそんな愚痴を漏らしてみると、彼女らは決まって可哀想な目をして励ましてくる。自分がそうなるかもしれないなんて、微塵も思っていない。

 

この子たちももし将来私のような生活を送れば、同じように映えなくなるのだろうか?いや、ならない。さすがに軽くファンデーションくらいは叩いてスーパーに行くはずだ。そして家計のことを考えて安いケーキを買い、綺麗にお皿に盛り付けて、写真を撮り、食べながら加工をして(食べるよりも時間をかけて)、Instagramに写真をアップする。

 

そもそも彼女らが実際に毎日映えのある生活を送っているわけではないはずだ。上司に叱られ、使えない部下を励まし、ポテチを爆買いし、家ではチョンマゲ一本縛りで、よだれを垂らしながら寝る。そんな日も必ずある。「自分を人に見せる」ということをちゃんと意識できているから、こんなキラッキラなSNSの使い方ができるのだ。

 

どうしてこう、私は毎日身なりをちゃんとできないんだろうか。家にいても眉毛だけでも描けばいいのに、一日中パジャマ着るのやめればいいのに、他人から見える部分だけでも映えのある生活をできないんだろうか。だらけてしまうんだろうか。

 

最近特に太ってきたなと感じる。

人に撮られた写真は全てデブだし、足の付け根に肉がついて、パジャマなのに腹肉の位置が決まらず何度もズボンのゴムの場所を調整する。暇になると冷蔵庫の中に何が入っていたかを思い出す。極め付けはヒートテックのサイズが合わなくなってきて、お腹が自然に外に出るようになってしまった。こんな初めて嬉しくない。

 

「ちゃんとできない 主婦」で検索したら、同じようなお悩み相談をしている人がいた。

「それは更年期の典型的な症状ですね!!^^」

ワイ、アラサー。生理、ガンガンきてる。骨、丈夫。だれが更年期やねん。今更年期なら本当の更年期になった時に棺桶担ぎながら生活することになるわ。

 

彼女らだってきっと映えない時間の方が多い。わかってる。わかっているが、ちゃんとできない自分が嫌で嫌で仕方ない。